絶対音感トレーニング1週目

絶対音感トレーニング江口式ドクターピー赤の和音 絶対音感

絶対音感トレーニングは単調

江口式絶対音感トレーニングを子供にはじめて1週間。
予想以上に単純なくりかえしで戸惑っている。
親がまっさきに飽きてしまう。

和音が1種類しかないのだ。
ひたすら同じ和音を聴き、同じ反応を返す。
具体的にいうと「ドミソ」の音がなったら、赤いアイコンをクリックする。
この繰り返しだ。
1日
5回おなじことをくりかえす。

これは、あきる。
おなじ和音しか出てこない。
赤「ドミソ」の次は黄色「ドファラ」が来るはずだが
いっこうに気配がない。
3日目を終えて、ついに問い合わせの電話をかけてしまった。
一音会の電話番号へである。
プログラムの故障かと思ったのだ。
いくら繰り返しても次のステージに行けないゲームみたいなもんだ。

だが事務局の回答は「繰り返してください」だった。
一つの和音をしっかりと時間をかけて定着する必要があるそうだ。
これでいいらしい。
スタートしてから10日後に、ようやくアドバイスが来るという。

江口先生の『新・絶対音感プログラム』を読み返すと
たしかに同じことが書いてある。

「家での練習で二週間にわたってミスがなければ
新しい和音を増やしてかまいません」(158ページ)

はじめの2週間で赤「ドミソ」。
次の2週間で黄色「ドファラ」
「30日間の無料開放」などすぐ終わってしまう。

絶対音感の習得に必要な期間

2週間で和音ひとつ。
予想をこえたゆっくりペースである。
覚える和音は24種類。
24和音×14日=336日
最低でも1年ちかくかかる。

和音をおぼえたら和音から単音へ聴覚を分化させる。
スムーズに行くことのほうが少なかろう。
なんのトラブルなくすすんだとしても1年半はかかりそうだ。

スムーズにいっても2年。
こんなものなのか。
だが2年間で絶対音感を習得できれば納得感があるのかもしれない。
特にピアノ演奏では絶対音感は便利な能力である。

無料お試し期間では絶対音感が完成しない

うちで使っているのはDr.P(ドクターピー)
タブレットやパソコンでできるコースだ。
30日間だけの無料お試しである。

1週間やってみて判明したのは
「30日では無理」ということだ。
入り口をちょっとのぞいたにすぎない。

絶対音感の訓練は最後までやらないと意味がない。
はじめての挑戦者にとっては、
レッスンの途中で疑問や不安も出てくることだろう。
けっきょく一音会へ問い合わせをして、
有料コースを申し込むことになる。

通信教育の絶対音感プログラムは
月会費4400円からスタート。
レッスンが進むにつれ月会費7700円になる。
その後9歳まで維持練習が必要だ。
絶対音感を失わないためのレッスンである。

おおざっぱに費用を計算してみよう。
1年め:4400円×12ヶ月→52800円
2年め:7700円×12ヶ月→92400円
9歳まで:2200円×24ヶ月→52800円
4年間で合計は19万8000円。
1ヶ月だいたい4000円だ。

悪くない。
このほかにたとえばピアノのレッスンを入れていく。
ざっくり1ヶ月で+6000円として、
毎月1万円を4年間レッスン代に使う計算だ。
30日の「無料解放期間」がすんだら
有料レッスンに進むかどうか決めなければなるまい。

絶対音感をゲームで習得できないか

しかしウェブだけで完結できないものか。
子供がすすんでやりたがり、いつのまにか絶対音感を習得してしまう。
そんなゲームを開発できたら面白いだろう。
「絶対音感の習得」という目的があるとゲームデザインが難しそうだ。
効果音に厳しい縛りがある。

一音会の「ドクターP」は、あくまでレッスン方式である。
つねに大人が横についている必要がある。
子供の状態を観察しながらすすめなければならない。

大人にも予備知識が求められる。
江口先生の本を理解し、
子供にコミュニケーションする技術が必要だ。
むしろ親のハードルのほうが高い。

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